『箱庭の隕石』とは、2020年末からTwitterにて投稿が開始された四ツ呑による一次創作作品。主にイラストで構成されており、たまにイメージソングなどが投稿される作品群である。
──誰かの願いをかなえて燃え尽きて終わり、なんて認めてやるもんか
流れ星になりたくない隕石たちの卒業までの限られたありふれた非日常
舞台
現代の科学では解明できないオーパーツが見つかったルートを辿ったパラレルワールドの日本。
基本的な科学水準は2020年代と同一だが、一部分解明された『力』によってエネルギーや通信分野での発展がみられる。
主な用語
19〇〇年に国内で発見された、現状の科学が発展した先にある魔法によく似た何か。
世界中の様々な場所に突如現れて各国が研究を進めているが、その現象はまだ完全に解明されていない。
日本の『学園』で研究されている『魔導書』は、その本を開く本人に不足している『力』や心から欲しいと願っている『力』を与える。
『魔導書』によって与えられた『力』のコントロールができなくなったことが原因とされる現象。
頭部が生前思い入れのあったものに置換され、体格の増大、身体能力が増強された状態。
詳しいトリガーやこの状態からの戻し方は現在不明とされている。
※ネタバレを含みますが、本編が世の中に出る可能性はほぼないので良いこととする
学園に入学して4年生になった円。同学年の生徒は減ってきたとはいえ、それまでの3年間と変わらず友人達と日常生活を送っていた。
いつも通りの日常の中で学園の生徒(実験体)として義務付けられている『力』の検査とその結果を受け取った円は、
その結果に問題のなかったクラスメイトが昨日『バケモノ』となっていたことを知った。
友人達と過去の文献や研究施設の調査を行い原因を追究していくうちに、学園は既に『バケモノ』化の要因を把握しており、
しかし実験材料として採取するためにそれを公表せず、成績や都合の悪い生徒をわざと『バケモノ』化させていたことを知った。
調査が行き詰った円たちに望は、自らが『バケモノ』へと近づいているような奇妙な感覚を抱いていることを明かす。
──すべての人を救うヒーローになりたい、そのために求めた『力』を活用できずに引きこもった時からその感覚が始まったことから、
『魔導書』に望んで得た『力』を放棄する/願いを遠ざけることが要因ではないかと推測する円たち。
このまま過ごせば『バケモノ』化することは防げないだろうと退学を決める望。
また、自分以外のナニカに生き方を固定されることを好まない瑛は望と一緒に退学することにした。
友人の離脱に対し、自分が『魔導書』に願った『力』は何か、自分はどう生きたいのかに向き合う円。
──自分の道を自分で選べる強さが欲しい。
学園上層部とのコネ構築と校則の修正、実験体としての権利を入手しながら6年次の卒業までありふれた非日常を円たちは走り切った。
※創作活動の中で出てくるのは上記の1文目の時間軸なのでシリアス成分はほぼない
※わちゃわちゃ近未来SFファンタジー一次創作物語の初期部分の二次創作をしているようなもの
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